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体験イベント

水俣エコハウスは地域らしさを活かす手段として地元の木材で地元の職人が作る伝統構法の家を計画し、平成21年度ではその造る過程を体験していただくための各イベントを企画・実施してきました。

  1. 起工式・土突き
  2. 手斧立て
  3. 上棟式
  4. 土壁塗り・泥だんごつくりワークショップ

起工式・土突き

    
日時平成21年12月12日 10:00~
場所月浦団地県営1号棟前

関係者が工事の安全を祈願しました。
その後、今ではほとんど見られなくなった伝統作法の「土突き」を行いました。
「土突き」とは、家を建てるときに地域住民が皆で協力して、地盤を突き固めた工法で、地域協働(もやい)のひとつでした。
土突き唄に合わせて手綱を引き、丸太を地面に叩きつけ固めていきます。

「ヨーイヨイ ヨイトナー アリャナ コリャナ アラヨーイトナー」

現代では機械を使って地盤を固めるのが主流になっています。
今回参加した子どもたちに、記念として建築に使われる木板に寄書きをしてもらいました。

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手斧立て

    
日時平成21年12月26日 10:00~12:00
場所月浦切込加工場

「手斧(ちょうな)始め」ともいい、大工工事にとりかかる最初の日に行う儀式で、曲尺と墨さしで式材に寸法を取り、墨壷で線を引き、手斧で木材をはつるという一連の所作を神前に奉納し、工事の安全成就を祈願します。
木材は加工する時に使用される大工道具は曲金(さしがね)、鋸(のこぎり)、墨壷、引き、玄翁(げんのう)、鉋(かんな)、鑿(のみ)など種類はさまざまです。
鑿だけでも三十数種あり、用途によって使い分けされています。

手斧(ちょうな)とは…
本来、木肌が荒いときに荒削りするための道具として用いられていました。

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上棟式

     
日時平成22年2月12日 16:00~
場所月浦団地県営1号棟前

家の守護神や工匠の神をお祀りし、新しい住まいに災厄が起こらぬように祈念する祭事で、災いを払うために神事である散餅の儀が行われました。
当日は天候の心配がされましたが、曇天にもかかわらず、多くの地域住民の方々に集まっていただき、無事に上棟式を行うことができました。
また、月浦婦人会の方々にも協力をいただき、集まっていただいた方々に、しし鍋とぜんざいを振舞いました。食器は協議会で準備した竹細工の箸と器を使用しました。

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土壁塗り・泥だんごつくりワークショップ

     
日時平成22年2月20日 13:00~17:00
場所水俣エコハウス現場事務所前
もやい直しセンター「おれんじ館」集会所

土壁の下地となる小舞と呼ばれるもの。
日本の伝統構法の一つで、竹を交差するように組み、交差する部分はわら縄や棕櫚(しゅろ)縄等で巻いて固定します。これだけでも十分に存在感をただ漂わせています。
説明を受けて、この小舞に土を塗っていきます。親子で一斉に手で土を刷り込みました。
最初は恐る恐るでしたが、徐々に大胆になっていきました。
「(土が)ひんやりして冷たぁい!」と子どもたち。
親子共々、参加者みんな楽しそうにやっていました。

仕上げはコテを使って整えていきます。
意外と難しいコテ塗りですが、中には左官職人も顔負けのコテ塗りを見せてくれた参加者がいました。
「昔は我々素人に土壁の下塗りをさせられていて、それから職人さんが仕上げていた。」とのこと。
それにしてもすごい腕前の持ち主ですね。
最後は記念に参加したみんなの手形をつけました。

     
次は泥ダンゴづくりに挑戦。
泥ダンゴといってもただの泥ダンゴではなく、見た目は磨き石の様です。
作り方は左官の要領と同じで、丸く作った泥ダンゴに下塗り材の漆喰を塗って乾かし、それから色を混ぜた上塗り材を塗っておちょこ等を使って磨いていくと完成です。
左官屋さんに指導を受け、みんな思い思いの色をつけて、夢中になって磨いていました。
子どもたちよりも大人の方が一所懸命にやっていたような・・・?
小一時間、磨いていくうちに、だんだんと泥だんごが輝いてきました。
1人1人が作った泥ダンゴは、1つ1つが味のある模様を描いていて、それをお互いに見せ合っていました。

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