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N&I邸(水俣市月浦)

水俣市第一号の、水俣エコハウス版の住宅です。

水俣市月浦、不知火海に臨む地にそのお家は建っています。
同じ設計者・古川氏による、水俣エコハウスが提案する住宅を建て、
住まわれているご夫婦へのインタビュー。

住宅外観

建築地水俣市月浦
建物面積20,9坪(木造平屋)
竣工2013年3月
設計古川保・井出美奈子
施工川畑建設
棟梁川畑貢

 

Q:水俣発信の環境共生型住宅を建てることを選ばれた理由は何ですか?
A:シロアリ対策に注目して家のことを知るうちに、コンクリートで固めたり薬で駆除するのではなく、 伝統的構法の風通しのよい家にすれば問題ないと知りました。 その造りと考え方は、電気に頼る高気密高断熱型の住宅とは正反対で、シックハウス症候群の兆候がある自分にとって、 これしかないと思いました。⇒伝統的構法の採用

Q:水俣エコハウスのどのような点が魅力だったのでしょう?
A:日本は南北で気候が異なるにもかかわらず、同じ基準で家が作られてしまっています。
そうではなく、高温多湿の南九州に合った構法を採用することで、 自然にも人にも開かれ、周りとの共生が成り立つ点ですね。⇒暮らしに繋がるエコロジー
材料も職人さんも地産池消で、最後までゴミにならない家に、安心して暮らせるのが嬉しいです。⇒ 地元産の自然素材

Q:家の間取りを教えてください。
A:いわゆる1LDKの、20坪ほどの小さな家です。
当たり前のことなんですが、小さな家ほどエコですね。
デッサン <古川氏によるラフスケッチ>


Q:水俣エコハウスのような家は、価格が高くて建てられない」という声がありますが、どうお考えですか?
A:水俣エコハウスはあくまでもモデルハウスで、シンプルに暮らすことを考えて建てると、2000万円を切りました。
伝統的構法の家は、耐久年数がはるかに長く、手を入れながら住まうことで、大型補修なども必要ありません。 長い目で見れば、他と比べて高いとは言えないと思っています。
水俣市のエコ住宅補助金のようなものも助けになりました。

利用した住宅建築に関する補助制度
・水俣市エコ住宅建築促進総合支援事業
・くまもと地産地消の家づくり推進事業
・水俣市合併処理浄化槽設置整備事業

Q:お宅の自慢の場所を教えてください。
A:不知火海に沈む夕日を一望できる、リビングの窓辺です。窓と障子格子の寸法は、額縁と同じ比率にしてあり、 そこにかかる「絵」を肴に飲むお酒は最高の楽しみ方です。

リビング
窓辺
実際よりも広々と感じられる木造りのお宅で、外の景色と一体になりながらシンプルに住まわれていました。
「この家も私たちも、おおきな循環の一地点にいる存在」ということを体現する住まいと暮らしが、もっと広がっていくことを願っておられました。

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