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  1. はじめに
  2. 建物の概要
  3. 水俣エコハウスの特徴と事例紹介
  4. 設計者が語るエコハウス

はじめに

平成22年春、月浦に環境共生型モデル住宅「水俣エコハウス」が完成しました。
エコハウスはその名前のとおり、設計・建築段階から廃棄に至るまで、あらゆる面で環境への配慮がなされた住宅です。

そして、環境への配慮と同じくらい、大切にされているものがあります。

それは「なごみともやいの心」。

このエコハウスでは、地元の業者が集まって知恵を出し合い、どのようなものにしていくか話し合って、 昔ながらの伝統構法で建てることで「職人の技」が世代を超えて継承されるという「つながり」ができました。

「土突き」「上棟式」などの伝統行事は、工事の安全を祈り、家を建てる楽しみを地域の人たちと共有する役割、なごみともやいの場として活用するという意味も含まれています。

このエコハウスの周りには、親しみやすい地域の人たちと、豊な自然がいっぱいです。その恵みをたくさん活用して「ちょっと縁側で話していこうかな」「この木はなんていう木だろう」「この畑にこれとこれを植えてみたら」といったなごやかな声の行き交う場所にしていき、そんな思いをこれからつくられる家や地域でのモデルとしていきたいと考えています。

実際に「エコハウス」に遊びに来て、エコハウスに込められたたくさんの思いや工夫を感じてください。

人と家のつながりを感じてください。

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建物の概要

  
建主水俣市
設計すまい塾古川設計室(有)
設備設計すまい塾古川設計室(有)
施工坂田建設株式会社
竣工平成22年3月
構造規模木造2階建
地域地区都市計画区域内
各面積敷地面積 361.69㎡(109.41坪)
建築面積96.58㎡(29.21坪)
延床面積130.61㎡(39.51坪)
1階床面積79.69㎡(24.11坪)
2階床面積50.92㎡(15.40坪)
建ぺい率26.70%
容積率36.11%

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設計者が語るエコハウス

既製品を多量に使用した味気ない住宅が増え続けています。
職人がいないという理由で簡単構法住宅が増えていますが、職人がいないのは都会だけの話です。地方には大工職人や左官職人、建具職人がたくさんいます。
彼らの腕を発揮させる場を提供するのが建築士の役割だと思っています。私はプレカットに頼らない伝統構法による木の家の産直住宅づくりを実践しています。

暑い熊本でも通風を考え、杉板・漆喰・三和土・土壁などの吸湿性のある自然素材を使うことで、エアコン無しの木造住宅が可能です。
家を壊す際、務め終えた木・紙・竹・藁は燃やして出るCO2は山が吸収し、瓦や土に戻せば埋め立てゴミが出ません。

自然素材で構成するこれまでの伝統構法的住宅が、最高の省エネ住宅ではないでしょうか。

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